訪問看護ステーショングリーン行動規範-7つの習慣
さて、以前の投稿にて
当事業所では入社時のオリエンテーションの教材として
「7つの習慣」
という書籍を使って研修をしている事をご紹介しました。
そこで、本サイトで研修でお伝えしている内容を一部お伝えしていこうと思います。
※ちなみに細部までは解説しません。良い書籍なので興味を持ったら是非手に取って読んでみて下さい(笑)
さて、ビジネス入門書として有名な「7つの習慣」ですが、実は医療職の方にはあまり知られていなかったりします。
実は、この本に出てくる原理原則というのは
普段みなさんが息をするのと同じくらい無意識で行っている事ばかりです。
ならばなぜ、わざわざこの書籍に沿った研修を行っているのか…
それは…
この本のゴールは
ヒトと人とが協力して成功体験を成し遂げる事が出来るようになる事
これは他事業所、多職種間で協力しあって安心・安全・安楽な在宅療養生活を提供する事
が命題である介護業界にはぴったりのテーマではないでしょうか。
そして、
この本の構成は
人格主義に基づいた原理原則と呼ばれる様々な考え方を体系的に整理されているので、
意識的に実行できる人格形成の指針を示してくれます。
これにより自身に不足している原理原則に気付くことが出来る様になり
意識的に補う事で、より成功体験を生み出せる人格形成に繋がっていくのです。
では早速、まずは第1の習慣を…
と行きたいところですが、その前にひとつ
パラダイム
という概念について説明します。
当該書籍のゴールである、他者との協力を経て成果を出す為には
このパラダイムを理解する事は避けては通れません
パラダイムとは
簡単に言うと「ものの見方」です。
ひとはそれぞれ、年代・育ってきた環境・趣味嗜好・仕事…等々
ひとり一人異なっており、誰ひとりとして同じ人間はいません。
故に、同じものを見ても、同じ出来事に遭遇しても
それぞれの人が「もの」や「出来事」をどう感じ、どう見えているのか異なる事が往々に起きるのです。
俗に言う「価値観」や「先入観」「経験則」であったりします。
ものの見方が異なれば、意見も違ってきますし
ときには争いにも発展します。
そんな状態で、協力しあって成果を出すことなんて困難ですよね。
では、どうすれば良いのか?
7つの習慣では
パラダイムのメガネを外すことを勧めています。
パラダイムシフト
「私は物事をこうやって見ている」という事実を自身が認識した途端
ものの見方「パラダイム」はまるでメガネのように外したりする事ができるようになります。
勿論、他者の使っているパラダイムのメガネをかける事も出来る様になります。
今迄の自分の固定観念をとっぱらって見た世界は全く別の見え方をするかもしれません。
それは
”考え方や感情(態度)、そして行動さえも劇的に変化させる”
完訳「7つの習慣」P33
書籍の中ではこれをパラダイムシフトと呼んでいます。
では、自身の行動、考え方、在り方までも変容させる
パラダイムシフトはどのように起こすのか?
私が個人的に【パラダイムシフト系マンガ】だと思っている
ブルーロックのワンシーンを例に説明してみます。
この漫画の主人公は、壁にぶつかる度に
自身の価値観を再構築しパラダイムシフトを起こして
成功を掴み取っていきます。
まず、問題にぶつかった時
人は自分の限界に気付きます
そして、
何が自分の考え方や行動を制約しているのか
自身を俯瞰して振り返ります
こうして、今までの自分と違った考え方や行動をする事で
成功体験に繋げて行くことが出来る様になるのだと思います。
このように
”困難に直面した時どう「反応」するか
その「姿勢」こそがパラダイムシフトにつながる最も大切な要素である”
完訳「7つの習慣」P115
長くなってしまったので、続きはまた後日
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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