さて、本日も私なりの見解で7つの習慣を説明していこうと思います。
前回はこの本から学ぶ事で、もたらされる効用と、仕組み
そして、全体を通して重要な概念となる「パラダイム」についてお話しました。
本日は実際に7つの習慣の骨子となる各要素に触れていきたいと思います。
まずは…
第1の習慣:主体的である事
人が自分だけでは何もできない幼少期の「依存状態」から
「自立」という状態へと移行し、成熟した大人となり私的成功を収める
この過程において、第1の習慣は正に自立への最初の1歩とも言えます
7つの習慣では主体性をおおきく2つの側面で展開しています。
責任と率先力
の2つです。
非常に耳慣れた言葉であり
ややもすると、皆さんも義務教育時代に度々大人から
「人のせいにするな!」
「言われる前にやりなさい!」
と叱責された記憶があるのではないでしょうか?
率先力
”問題が起きたとき、誰かが手を差し伸べるのを待つのではなく
自分から行動し、その人自身が問題の解決策となるべく、必要なものを端から実行する力”完訳7つの習慣 P116
これが主体性の一面である「率先力」である。
この習慣において重要なのは
信頼関係が構築されていない状態で
他者の行動を変容させたり、思考を支配する事によって自身の望む成果を得ようとするのは
非常にエネルギーを要し、困難な選択であるという事
対して自身の行動や考え方を変えるのは非常に簡単であるという事です。
今回も漫画ブルーロックのワンシーンを添えて解説します
主人公は自身の選択により窮地に立たされます
そして、思い通りに動かないチームメイトを変える事に対し
自身が多くの労力を注いでいる事が間違いであったと気付きました
そして、パラダイムシフトし
自分自身が出来る事へリソースを集中
する事を決意します
他者がおのがままに行動した先にある未来を
予測し、その中で自分がとれる最も正しい行動を選択します。
そして、周囲や環境要因のせいにせず
主人公は自らの力で成果を引き寄せることに成功するのです。
漫画だから都合よく展開が描かれてるんでしょ
と思うかも知れませんが、現実に目を向けてみて下さい。
他者に結果を委ね、言われた事しかしていない者と
自身で結果に向けて行動を起こしている者とでは
歴然とした差があったりするのではないでしょうか
さて、もうひとつの主体性の一面、責任とは
責任
”自分の行動は、価値観に基づいた自身の選択から生じた結果であり
状況や条件付けのせいにしない”完訳7つの習慣 P108
選択をすれば、必ず結果がついてきます。
大切なのは、他者からもたらされる社会的な結果ではなく
自身にもたらされる自然的結果に対して
自身がどのように反応するのか、そしてどのように責任を持つのかという事です
訪れる結果に対して責任を持ち、それを前提に選択する事が主体性とも言えます。
ブルーロックでも主人公のチームメイトが
主人公に敗北し、依存状態となってしまいます
そこで、今決断しようとしている選択が
人生の岐路になると直感し、逡巡します
選択の先に待ち受けているだろう自然的結果
果たしてそれは自身の思い描いていた
人生に沿ったものなのだろうか
受け入れる事ができるのか?
そして、決断します。
誰かに委ねた未来ではなく、自分で未来を掴み取る事を
この後、チームメイトは自力でゴールをもぎ取り
自身の未来に対して胸を張れる選択をしたと言えます。
さて、長くなってしまったので続きはまた後日
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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